つけ爪のいろいろ

つけ爪のイメージ
つけ爪のイメージ

ギターのように指で演奏する弦楽器は時折『つまびく』と言いった言葉で表現されることがあります。

 

『ギターを爪弾く(つまびく)』というように近年ではとくにクラシックギター演奏において、爪を用いて演奏するスタイルが主流となっているように感じます。

 

爪がある事で、音色の変化がつけやすくなったり、音の輪郭も聴き取りやすく、演奏も慣れると指で弾くよりも爪を使用して弾くほうが弾きやすくなります。

 

ただ、日常の生活においてはとっても邪魔な存在になることもあります。

 

例えばパソコンのキーボードに挟まったり、靴ひもが結びにくかったり、キャッチボールできなかったりと色々…。


私自身もそのような爪の悩みを持っており、最近ではもっぱら(つけ爪)を使用してギターを演奏しています。


このつけ爪のおかげで、演奏前に大切に育ててきた自身の爪が何らかのアクシデントにより破損したとしてもナーバスになる心配はなくなるわけですし、脱着に関してもとても簡単ですからとても便利なのです。

 

ここではそんなつけ爪の作り方や付け方をご紹介いたします。

アリアネイルのパッケージ
アリアネイルのパッケージ

今回使用する「つけ爪」は荒井貿易株式会社のアリアネイル。

 

爪のサイズも豊富で爪一枚につき十数円ほどの値段で買えてしまいます。

 

コスパを考えるととっても扱いやすい商品ですね。

 

なお最初に購入する際には

アソート(いろんなサイズの詰め合わせのセット)が販売されていますので、それを購入後に自分の爪のサイズに合う-つけ詰めのサイズ-を探してみると良いかもしれません。

 

私のつめの場合はアリアネイルの⑤番というサイズが偶然にもどの指にもフィットしています。

 

アリアネイル
アリアネイル

それではさっそく作成にかかりましょう!

 

袋から出します!ジャラララ・・・(結構硬質な音)

 

全部出さなくて良いですね!

 

※初めて購入の際(アソートの場合)はさまざまなサイズが混在していますから全部出す必要があります。

 

プラスチック製でしょうか。とってもきれいです。

 

同じアリアネイルでもmade in chinaとmade in koreaがあります。性能が良い韓国製のほうを選んでください。

パッケージに小さな文字で記載されています。

 

爪のサイズを合わせます
爪のサイズを合わせます

自分の指のつめのサイズに合うネイルを探します。

 

できるだけフィットするものを選んでください。

 

人間の爪というのは各指同じサイズではないので適切なサイズを指ごとに選ぶ必要があります。

サイズが合っていないと、違和感がありますし、接着が弱くなり外れてしまうことがあります。

できるだけ近いサイズをチョイスしてくださいね。

 

ネイル接着テープを使います
ネイル接着テープを使います

さてそれではネイルを接着していきましょう!

 

接着剤は爪を痛めるので使用しません。

 

私が使用しているのはダイソーの「ネイル接着テープ」です。

よくみたら偶然にもこちらも韓国製でした。

 

おそらく化粧品などのグッズはとくに韓国製が優れてるのでしょう。

 

まずテープを張る前に手を洗っておきましょう。

洗った手をしっかり乾かして、爪の表面をさらさらにしておきます。

 

脱脂のためアルコールで拭けたら更に効果があがります。次にテープを張りますがこの時に贅沢に2枚使います。

※こちらで紹介しているKITAGAWAさんいわく、「アルコールではなく石鹸でじゅうぶんよ」との事でした。

 

貝のような張り方をして爪全体を覆います。ちなみにテープの素材はアクリル。

 

熱による変化が少ない事がこのテープの最大の魅力です。

 

割と慎重に作業します
割と慎重に作業します

接着テープ(アクリル面)にできるだけ触らないように丁寧に押し付けながら台紙を慎重に外します。

 

※テープに手の油が付着するとすぐに剥がれてしまいますので要注意です。

 

うまいこと剥がせたらそのままネイルを付けるのですが、稀にこの状態で指に息を吹きかける方がいらっしゃいます。


謎の息フーって吹きかけるのはやめましょう。

(なんとなくお気持ちはわかります;)

先端から張るのがポイント
先端から張るのがポイント

接着テープが自爪に乗ったところでネイルを被せていきます。

 

この際に注意すべき点が一つだけあります。

 

写真のように爪の先端から乗せるということです。

 

そして空気を抜きながら押し付けていきます。

 

空気は気持ち的には抜いた方が好きですし見栄えも良いのですが、入ったとしても問題はとくにないように感じます。

 

爪の形状によっては必ず空気が入る事もありますが、ほとんど問題ないです。

余ったテープを除去
余ったテープを除去

爪とテープとネイルが無事接着できました。

 

先ほど贅沢に、二枚張りしていましたのでテープがはみ出ていますね。

この状態でギター等を触らないようにしましょう。

 

さてこのはみ出したテープの処理方法ですが、余ったテープは手でちぎっていきます。

 

余った部分を握ったら、勢いよくちぎる。

※動画を参照ください。

握ったら・・・

ちぎる。

「にぎったらちぎる」

 

を繰り返し、はみ出る部分がなくなるまでできれば完了となります。

 

あとはやすりなどでお好みの形に整えればOK!

 

なお外す際には、両サイドから揺らしながらと書いてありますが、隙間につまようじを差し込んで、ぐるぐる回すことで簡単に巻き取ることができます。

 

※自己責任でお願い申し上げます

 

わからないことがありましたら当教室までお越しください。



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[ブログ]つけ爪のいろいろ~こだわり編~